「長い名前なんですが、彫刻に入りますか」という質問には、2段階の答えがあります。入るかどうかで言えば、たいてい入ります。きれいに見えるかどうかは、別の問題です。
この記事では、文字数と彫り上がりの関係を説明します。
「制限なし」の本当の意味
当店のペアコースターの商品ページには、こう書かれています。「文字数には制限がありませんが、多くなるほど文字サイズが小さくなります」。
彫刻面の広さは品物ごとに決まっています。そこに収める文字が増えれば、1文字あたりは必ず小さくなる。つまり文字数の制限は「入るかどうか」ではなく、「読める大きさを保てるかどうか」で考える必要があります。
商品によっては行数や文字種の決まりもあります。コースターは1枚につき1行、キーホルダー型のネームプレートはひらがな8文字まで、といった具合です(執筆時点の商品ページの案内による)。検討中の品物の決まりは、各商品ページで確認してください。
長い名前をきれいに収めるコツ
文字を小さくせずに収めるには、彫る内容を絞るのが基本です。
- 姓か名のどちらかにする: フルネームで長いなら、下の名前だけにする。贈り物の彫刻は本人がわかれば十分です
- ローマ字表記を検討する: 「Yumiko」のように、ローマ字は漢字より横幅の調整がききます。書体との相性も選べます
- メッセージを分担させる: 彫刻には名前と日付だけを入れ、長い言葉はメッセージカードに逃がす。彫刻とカードで役割を分けると、どちらも詰め込まずに済みます
逆に、双子の名前を1つの品に並べる、連名にフルネームを2人分入れる、といった詰め込みは、1文字が小さくなり読みにくくなります。人数分の品にひとりずつ彫るほうが、彫刻はきれいに仕上がります。
不安なときはデザイン確認で
「この文字数で読める大きさになるのか」が不安なら、彫刻前のデザイン確認を使ってください。当店では彫刻前に、彫刻イメージを画像でお送りしています。実際の文字の大きさを画像で見てから、内容を削るか、このまま進めるかを決められます。
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まとめ
文字数の答えは「入るが、多いほど小さくなる」。きれいな彫刻の近道は、文字を増やすことではなく絞ることです。名前と日付に絞り、長い言葉はカードへ。迷ったら、デザイン確認の画像が最後の判断材料になります。