還暦祝いの贈り物選びには、他のお祝いにはない難しさがあります。60歳を迎える本人の多くがまだ現役で働いていて、「老い」を連想させる贈り物を歓迎しないからです。赤いちゃんちゃんこを着てもらうお祝いの形は、年々選ばれにくくなっています。
この記事では、「老い」ではなく「節目」を贈るという考え方で、還暦の名入れギフトを解説します。
還暦祝いに名入れが選ばれる理由
還暦は、干支が一巡して生まれた年の暦に還る節目です。つまり本来のお祝いの意味は「60年の歩みへの敬意」であって、高齢の入り口ではありません。
名前と日付を彫刻した記念品は、この本来の意味に沿った贈り物になります。名前がその人の60年を代表し、日付が節目を記録するからです。「老い」の要素を含まずに還暦らしさを出せるのが、名入れが選ばれる理由です。
品物の選び方
定番はフォトフレーム
家族写真や、子や孫との写真を入れて贈ります。当店のアクリルフォトフレームには、名前とあわせて短いメッセージと日付を彫刻できます。価格はL判用で4,290円から(税込、執筆時点)。還暦の赤にちなむなら、レッドアクリルのフレーム(5,170円、税込、執筆時点)という選び方もあります。赤いちゃんちゃんこは着てもらえなくても、フレームの赤なら「還暦の赤」をさりげなく贈れます。
名入れフォトフレーム(L判 レッドアクリル)
夫婦へ贈るなら
両親がそろって還暦前後という場合は、ペアの品という選び方があります。ペアのコルクコースター(2,200円、税込、執筆時点)のように、ふたつでひとつのデザインの品は、夫婦への贈り物として意味が通ります。
名入れペアコルクコースター
彫刻する文言の考え方
還暦のフォトフレームで彫刻する内容は、次の組み合わせが基本形です。
- 名前(フルネームまたは下の名前)
- 「祝 還暦」または「いつもありがとう」などの一言
- 日付(誕生日または贈る日)
文言で迷ったら、「本人が毎日目にして疲れない言葉か」で判断してください。長い感謝の手紙は別に添えて、彫刻はひと言にとどめるほうが、飾り続けてもらえる一枚になります。
注文前の確認
名前の漢字の字体は必ず本人か家族に確認してください(詳しくは名前確認のマナー記事で解説しています)。また、名入れは注文ごとに彫刻するため、お祝いの会の日程から逆算して余裕を持って注文してください。
あわせて読みたい名入れギフトは迷惑にならないか
まとめ
還暦祝いの名入れギフトは、「老い」を連想させずに節目を形にできる贈り物です。写真と名前と日付。この3つがそろった一枚は、60年の節目の記録として残ります。